今年2024年7月26日~8月11日、パリでオリンピックが開催されます。会場が豪華絢爛です。観光名所を回るに等しいくらいに、会場設置が斬新ですね。
パラリンピックは、2024年8月28日~9月8日、12日間(日付は現地時間)。この機会に、久しぶりにパリに行きたい、そう思うほど心が躍ります。
生まれつきの障害の方々。後天的に事後や病気でなられた障害をお持ちの方々。それぞれの思いを抱き、頂点を目指して上り詰めていく姿勢がすごすぎます。後天的な場合、日常生活に戻るまでには、心身ともに安定するまで、相当の時間を要すると思います。想像を絶しますね。精神的な強さなど、半端ないものがあります。
更に、自分が打ち込めるスポーツを見つけるのです。想像を絶します。本当に目頭が熱くなります。「障害者」と「健常者」いう固定観念など、吹き飛んでしまえばのいいです。
私は純粋に「スポーツのプロ」として、日本選手の活躍を楽しみにしています。
障害者に対して、日本では、特別扱いというか、距離を置く傾向にある気がします。彼らは、皆と同じく、自分が望むことをしたいのです。それだけだと思います。特別扱いなど望んでいないと思います。必要な支援を受けながら、生活する。壁をなくす。共存していく。設備的な壁はまだまだあると思いますが、意識を変えていくことが先決だと思っています。
パラリンピックは、彼らの底力を見せてくれる最高のステージであることは間違いありません。なんと、30種目もあるのです。車椅子でバスケット・・・。走れてもダンクできません、汗。尊敬、ただその一言に尽きます・・・
しかも、あのパリで!盛り上がること、間違いなしです。真面目にパリに行きたいのですが!
実は、我が家には聴覚過敏の息子がいます。残念ながら、ジェット機のエンジン音は、イヤーマフをつけても耐えられない、長時間フライトで静かにしていられる自信がない、とのことです。列車と違い、飛行機は途中下車ができません。地上に着くまで十数時間も一つの席に座りっぱなし、小さな空間にいることになります。周囲の会話、アナウンス、いろんな機械音が一気に耳に入ってきて、私の想像を絶するほど、苦痛なのだそうです。一緒に連れて行きたいですが、難しい。置いていくこともできません。30年弱、パリには行っていません。せっかくのチャンスなのですけどね!私と息子は、テレビの前で、日本選手の応援をさせて頂くことになるでしょう・・・。行ける方は是非、現地で生の歓声を聞き、競技をご覧になっていただきたいですね。
私事ですが、19954年、ウインブルドン現地でテニスを観たいがために、二日間も野宿をしたことがあります。チケットを買うために長蛇の列に並びました。野宿は人生で、あの一回だけです~、笑。友達と二人で頑張りました。しかも、なんとクォーターファイナル(準々決勝)の試合!すごい幸運。ピート・サンプラス選手と、松岡修造選手の試合!なんて幸運な。今でも鮮明に覚えています。大声で応援するイギリス人もいました。「Shuzou!!」と大声で叫び続けていました。とても嬉しかったです。ああ、私も日本人と感じることがあるのだな、と思った瞬間でした。出身国がどこなのか、気にしたことがあまりありませんでした。パラリンピックなど、スポーツは、人を一つにする力がある、そう感じずにはいられません。
やはり、生で観戦するのと、テレビで観るのは、全くの別物です。行きたいな・・・。
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