英会話の能力を爆上げするコツ:私の実体験より
今の時代、オンライン英会話レッスンや、オンラインで会議をできるようになりました。ますます英語は身近なものになりました。
私の実体験に、しばし、お付き合いください。失敗談、ぜひ笑ってやってくださいね。何かあなたに伝わることがあれば幸いです。
ちなみに、私の学生時代は、超アナログでした!
スマホは未開発、電子辞書は高価。英語関連は、分厚い辞書を3冊も持ち歩いていました。(英和、和英、英英辞典)、
今なんて、電子辞書に全部入っているのにね。我が息子が羨ましくてしょうがないです、笑!
でもね、アナログ辞典のいいところは、やはり索引からすぐ引けるところ。余計なツールに目がいかないし。そんな私ですが、英熟語(イディオム)、スラングの検索は、スマホ検索がオススメです。
まあ、そういう時代だったので、不便だとは感じませんでした。予期できなかったですね。
●私が英語を好きになった理由:
その1:
当時、公立中学なら、中学一年生で初めて英語の授業を受ける始める時代。(年齢がバレるね~)
たまたま初めての英語の先生が、洋画オタク。授業、いつやるの?って思うほど、教科書は使わない。で、当時はハリウッド映画が先生のブーム。毎回違うアメリカ映画のあらすじをネタばらし。クラス全体が笑いの渦。
その先生が、凄い!と思ったのは、授業の最後10分だけ、習うべき文法を説明することでした。それも、さっきまで話していた映画のセリフを引用して。映画のストーリーとリンクして、忘れにくかったです。名セリフだったりするので。
私が出会った教師のなかで、「学問は面白い」と教えてくれたのは、その先生だけでしたね。今思うと、凄い人だったのです。
おそらく、文法を教えるためにセリフを探す。そのセリフが入った映画を選んでいたと思うんです。映画オタクといえども、そこまでの情熱は、なかなか持てないと思います。先生、ありがとうございます。
その2:
あと、アメリカ人超有名アーティストのルックスと音楽的才能に一目惚れしました。
中学で偶然隣の席になった男子が、何故かレコードを持ってきていました。
え?レコード?と声が聞こえてきそうですが!時代ですよね~。CDなかったし。
「それ誰?貸してもらっていいかな?」 かなり強引にレコードを借りました。帰宅途中に、レコード屋へ突進。「これと同じレコード下さいっ!」
歌詞が英語で、聞き取れませんでした。歌詞カードを破れるまで読みました。
歌いたいし、何言ってんのか知りたい!本当に、単純な私で。案外そういう所から始まるかもね。
●実は、私はイタリアに留学したかった!
社会人になってから、建築やインテリアに興味がわいてきました。
ヨーロッパ建築なら、イタリアに行きたい。街並みも美しいし。働きながら、一年間有料レッスンでイタリア語を習いました。私には短期間でイタリア語を習得する能力はなかった~。
日常生活、大学での授業理解など、イタリア語では無理だなと。
だいぶ後になって、ローマに一人で旅行に行った際。ある大学にアポなしで授業を見学お願いしたところ、快くOKが出ました。で、悟りましたね。イタリア語、やはり、ちんぷんかんぷん。英語で授業してくれるわけではないので、20分後においとましました。今となっては、いい思い出です。
話が逸れましたが。結果、イタリアに一番近い英語圏、イギリスに留学することを決意。結果的には、合理的でした。その頃、英会話は生活に困らない程度にできていたので。もちろん、通じるっていう意味ですけど。
●イギリスへ英語留学しに行こうと決めてから:
まず図書館で情報集め。自ら情報集めに出向き、対面相談して留学の準備を進めました。留学準備をしてくれるサービスはあったと思います。なにしろ、私、貯蓄は留学先での生活費に回したかったので、エージェントは通さず、自分で準備しました。英語学校、住むところ(独り住まい)、等。3年ほど、実家に住まわせてもらいながら、正社員として働き、留学資金を貯めました。
●最初にぶち当たった壁
私が現地で最初にぶつかった壁は、「方言、アクセント」。方言っていう表現が失礼だと思いますが、あえて分かりやすく書きました。クリアな発音の方々もいますけど、圧倒的に少ないです。単語によっては綴りも変わりますよね。そういった発見自体は、私にとって、めちゃくちゃ楽しいことでしたが。出身地によって、アクセントが違いすぎ・・・。特にスコットランドからのお電話は、私の語学力では、「はい?」と何度も繰り返し聞かなければいけなくて。
●現地でも、アルバイト三昧の日々
小さな旅行会社のデスクで当たり前ですが、英語の電話をガンガンとる羽目に。お時給を頂いていますから必死~。間違った文法だろうが、なんだろうが、内容を理解して返答するしかない。3度伺っても聞き取れないことも。特に、名前、土地、店などの固有名詞。綴りを教えてもらいながら、メモを残します。どうしてもお手上げの時は、他のスタッフに交代してもらいました。電話相手のご迷惑になりますからね。相手はこちらの返事を急いでいるのです。
大概は、困って指示をあおぐために電話してきます。バスドライバーから。観光バスが通る予定の道が工事、回り道すると予定時間までに間に合わない、とか。
空港でストライキがあって、飛行機が全て欠航になり、至急団体客分のホテル部屋を予約、とか。
社内、9割はヨーロッパ各国の人々、日本人は私を入れて5人でした。旅行業界の方には、釈迦に説教ですが、本当に、急な変更事項、ハプニングが多くて。英語で対処することで、切磋琢磨させられることに。おかげさまで、日本にいた時より、スキルアップできました。貯蓄をなるべく減らさないように、お給料で生活していたので、死活問題でしたし!
その後、大学に進むために準備のため時間の自由が欲しくなりました。団体観光客に同行する日本人ツアコンさんのお助けマンとして、お仕事させて頂きました。空港からホテル、観光地までの移動中、観光バスの中で、ツアー参加客に、マイクを使ってざっくり現地についてご説明。最初は内心ドキドキしましたが、元来、好奇心が強いことが幸い。そのうち慣れていきました。
●もっとイギリスにいたい…。
ケンブリッジ検定をとり、大学に入り、アルバイト経験がカリキュラムに入ったサンドイッチコースへ。4年間で卒業。
正社員のオファーがいくつかありましたが、就労ビザが取れず。
当時、イギリス人の結婚相手もいなかったので、ビザ関係で日本に帰国しました。それからは、外資系で事務系の仕事、秘書をいくつか。その後、結婚、出産、専業主婦に至ります。
●今、苦手な科目、将来、好きな事のために必要になるかもよ?
今は小学生から英語を習う人も増えていますね。それぞれ違います。英語が話せなくても、将来困らない人生もあります。選択は人それぞれですから、英会話ができないとダメ、なんてことは、ぜんぜんないです。
ただ、英語はほとんどの国で通じます。他国とコミュニケーションをとることは、ますます普通な時代になっていきます。英会話ができるほうが、後々選択肢が大きく広がります。
AIが通訳、翻訳してくれる時代ですね。便利だなと思います。
雰囲気、こちらの気持ちや熱意は、やはり自分で話したほうが伝わるのではないでしょうか?
またここで、私の失敗談!
私は、数字を見るのが辛いほど、小さな頃から数学が大の苦手でした。高校レベルから無理~。となり、大学受験科目にできるようなレベルではありませんでした。それでいいや、私は文系の人間だし、仕事にも影響ない、そう思っていました。建築士にチャレンジするまでは!!
本当に、人生は何があるか分からないものです。
一次試験で、建築法、建築様式などの歴史的問題、そして、なんとベクトルの問題が出題。あ~、やってしまった、と思いましたね。
帰国後、社会人としてフルタイム勤務、一人暮らしをしながら、二年間、実費で建築士の講座に通って資格取得のために勉強しました。デザイン系の仕事をしたかった私は、どうしても建築士に合格したかったのです。二度も一次試験で不合格。原因は、物理や数学的問題の点数が取れなかったからだと、確信があります。
その時初めて、「数学をもっと勉強しておけばよかった!」と真剣に思いました。結果、潔く諦めました。
全力でぶつかって、ダメなら、自分の進む方向ではないな、自分なりに納得するしかなかったですね。無計画な人生です、笑! みなさんは、そうならないでくださいね!
10代から希望の道がはっきりしている方は、実はそういらっしゃらないのではないかな、と思います。様々な経験、人との出会い、本を読み、向いていること、できること、少しずつ達成したい目的が明確になっていきます。時間がかかるものなのかもしれません。
息子の例です。理数系の私立大学に行きたいとのことで。ずっと心の中で思っていたらしいです。いざ調べたら、国立はもちろんですが、私立大学の一部を除き、一般入試で、英語(リスニング、レベルによっては英作文)は必要になります。文系の私大には数学は必要ないのですが。やはり、英語は言語だからツール、なんですよね。できて絶対損はしないです。
皆さんご存じと思いますが、英語検定3級からは、2次試験があり、面接官と英会話をします。時にはネイティブの面接官も。
間違ってなんぼでしょ!外国語なんだから、私が完璧に話せなくて当たり前。意味が通じればいいんだからさ!なんて思えたら、素晴らしいです。そこのあなた、大正解。
通訳、翻訳、外資系で英語で仕事など、英語を主に使う仕事が最終目的、移住、大学、それ以上のレベルの留学となると、また話が変わりますが。
●学生の方々、英語はちょっと苦手かな、って思う方へ。
一番意識していただきたいのは、「自分の意見を簡単な英語で表現できるようになる」こと、と私は思っています。もうひとつは、「カタカナ英語でいいから、大きな声ではっきり言う」ことです。
友好的な空気は保ちつつ、主張はする。文法が間違っていても、相手は案外気にしません。こちらは異国人ですから。私たちが外国人が日本語で熱心に話しかけてきたとします。多少間違っていても、誠実ささえ感じませんか?
私がまだ20歳ほどの時、地元のお祭りで、英語圏の男性二人観光客をみかけました。日本では英語が全然通じなくて、不便だ!と不快感を出していました。
あの頃は、生意気で勝気、思ったことが瞬時に口から出てしまいました。不快な時ほど、英語が饒舌。イギリスに7年いて、無念な気持ちを味わったことも少なくありませんでした。
「私はあなた方の会話内容、理解していますよ?日本人みんなが英語、苦手なわけじゃないですよ。まあ英語が通じると便利だと思いますけど、ここは日本です。カタコトでも日本語は何か話せますか?とても楽しい思い出いっぱいの旅になりますよ。」
その方たち、無言でそそくさと立ち去りました。私、若気の至り・・・。
それからは、自分が他国に行く際に、現地の言葉で挨拶くらいは出来るよう努めました。言っておいて実行できないと、カッコ悪いですからね、笑。
現地の言葉で挨拶すると、相手は笑顔で接してくれるし、接客態度やサービスも変わります。この国のこと、少しでも知りたい。そんな気持ちが伝わるのだと思います。リスペクト、ですね。
また海外旅行にでかけたいし、もし、ビザなどの制約がこの世になくなったら、英語圏に移住したいです。国境がある限り、難しいですよね~。
私、錆びれた英語をブラッシュアップ中です。
もう一度、TOEICに挑戦しようと、単語を覚えなおしています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
ぜひ、ご自分の定めた目標に従って行動に移してください。
地球にいる人の数だけ、個性があります。
あなただけの強み、絶対あります。人より少しでも得意なこと。
是非、見つけてくださいね♡
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